悩みタイトル

日常生活動作の低下 起床動作など日常的動作が肘に体重を掛けられない、痛みにより曲げられない。 家事の効率低下 家事・洗濯などの家事ができない。 パフォーマンス低下

スポーツ、特にスイング動作のスポーツのパフォーマンス低下 仕事の効率低下 運送業や力仕事、デスクワーク仕事。 睡眠の質低下 痛みにより寝付きが悪く睡眠時間、睡眠の質が低下。 二時的症状の発生 痛みにより近部の前腕、上腕、手部、肩部に波及

肘の痛みに関する当院の考え

肘の痛みには軟部組織(靭帯、筋肉)によるものが多くある。 内側には3つ、外側には2つ、前には1つ靭帯がある。特に内側は肘が生理的外反している為過剰に外反させない性質。 また肘関節は解剖学的に外旋方向の可動性が悪い性質がある為、非常に硬く伸長力は他に2点と比べ劣っている。

投球動作、スイング動作で過剰の張力がかると傷つきやすい。外側はテニス肘と呼ばれる疾患があり筋肉の骨への移行部である腱を痛める。 内側よりも外側には多く筋肉が付着している為スポーツ問わず日常生活動作でも無意識化で筋肉を使用しいわゆる「使いすぎ」で痛める。

肘の痛みを放っておくとどうなるのか

肘を使わない動作はほとんどない。 ほとんどの痛みの原因が軟部組織(靭帯、筋肉)のため放置すると癒着や硬さが取れないまま痛みは取れず近辺の神経、血管にも影響が及ぶ。特に内側後面には尺骨神経という人体の中でも傷つきやすい神経が何も守られず撮っている。 これは前腕、手部の背面まで分岐し繋がっている。外側には前腕を動かす作用、手を動かす作用のある多くの筋肉が起始している為、これらが全て影響を及ぶと肘関節から下は感覚、運動含めほとんどの昨日が停止してしまう。 仕事、スポーツはもちろん家事、日常生活は前の通りにはいかない。睡眠も寝返りができない。

肘の痛みの解消方法

急性期間は炎症反応が出るため、安静、冷却を優先的に行い決して「何もしない」という状況を作らない。 炎症反応がおさまれば一定期間固定する軟部組織(靭帯、筋肉)の固定はただ固定するのではなくできるだけ緩めた状態で痛みがでた患部同士は伸ばさず近い距離で固定を施す。 固定期間は近辺の筋肉はできるだけ揉む、動かすなど患部同様硬くならないように励む。でないと急に動かすと患部に負担がかかりやすいためである。そのあとは固定の質を下げながらリハビリテーションを行い経過を見ていく。 その中で痛みが変わらない場合、進捗が遅い場合は別で施術を行う。

肘痛軽減のためにオススメする当院の施術メニューとは

電気療法 患部はもちろんその他周辺の筋肉を動かすのに特に有効のメニューである。 EMSを使った電気療法では肘関節周辺だけでなく肩部や手部にまで行えるとなおさら良い。※骨折などにより金属が入っている場合だと禁忌となる。 鍼灸療法 硬くなってしまった筋肉を緩めていき肘関節の痛みだけでなくその他部分の予後良好となり得る。 リハビリテーションが少し億劫な方がいらしても動かなくてもいいため問題がなく施術を行うことができる。 患者様指導 施術メニューではないが軽い負荷での運動、ストレッチ指導が行えると理想的。

その施術をうけるとどう楽になるのか

痛みの軽減はもちろん可動域拡大にもなる。 鍼灸療法に関しては外傷をしてしまう前とほぼ同等の状態にも復するため、あらゆる面で楽に動かすことができる。 電気療法では特に痛みの軽減に秀でているため、痛みが消えれば次は可動域を向上させるために肘部とは別で筋肉に走行して施術を行う。 1回や2回の施術でも湿布や痛み止めの薬にも頼ることがなく症状を軽減させることができるが予後をしっかり考慮し継続的な施術が必要となってくる。

軽減するための施術頻度は

痛みの症状が特に大きいのであれば毎日施術を重ねて痛みのスケールを少しずつ落としていく。

痛みが消えれば週に2回や3回の継続的な施術を重ねていくことにより可動域の向上を目的とした施術を行い、 明確なゴール設定を決めて施術を継続していく。

  そこから経過を見て週に1回、2週に1回とペースを落としていき予防していく。