股関節痛
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股関節に痛みがある
長時間の同一姿勢や歩行時に、膝や股関節が痛くなる。
・股関節の正常可動域で痛みが出てしまい日常生活の動作が不全となる
股関節の動きが悪い
・股関節の正常可動域内で筋肉がつっぱる、また股関節に違和感が生じる
足を引きずって歩く
・患肢の動きが不全なため脚が前に出ない
他部位にも痛みが波及してくる
・膝や腰など近接部位に痛みや違和感を覚える
身体のバランスが悪い
・長期間股関節痛を放置すると骨の変形、筋肉の萎縮により直立して立つことが難しい
長時間の姿勢維持の困難
・股関節が自分自身の体重を支える部位のため痛みにより短時間でしか耐えることができない -
股関節痛に対する当院の考え
股関節痛は一時的な外傷や短期的に起こることは少なく、多くは1つの原因によりその状態が長期に及ぶため発症することが多い。先天的に股関節の変形が見られる場合。昔に大きな怪我をしてしまいその際の合併症が発症しそのことにより起因する場合などがある。また。現代社会での電子機器技術の発展や長時間の座位が多くなってしまっている環境で一定部位の長時間圧迫による血管不良・骨格の歪みが生じてしまい二時的に症状が出る。股関節は身体の中間部分であり上半身と頭の重量を支え歩行時・階段昇降時に圧力がかかる為、重要視する必要がある。
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股関節を放っておくとどうなるのか
痛みから症状が進行し、可動域の制限・動作不全が起こる。日常生活動作で痛みにより出来ることが少なくなり今まで当たり前に出来ていた事が他人の力を借りないと出来なくなる。特に歩行が困難となる。長距離はもちろん痛みが進行すれば家内の移動さえ困難になってきてしまう。症状が血管系にも及べば移動困難により続発症・後遺症が発症してしまう事ももちろんある為、早めの治療・診断を行わなければならない。痛みは長年の積み重ねにより発症・悪化してしまう事がほとんどなので発見が遅くなる可能性がある為、自分自身はもちろんだが他覚的な症状発見も必要である。
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股関節痛の改善方法
原因を明確化し、先天的な原因(特に血管不良や骨自体の変形)によるものであれば手術適応となる。だが、それ以外の後天的な原因、軽度な先天的な原因であれば状態にあった改善方法を取り組んでいく。主訴が疼痛であれば疼痛に限局した治療方法。可動域の制限であれば可動域を改善する為、筋肉・骨格の可動域を
広げる為の改善方法。軽度なもの・軽度になったものは再発防止・状態の悪化を防止するための改善方法。股関節だけに絞らず広い範囲で患部を診察し疼痛や可動域に合わせた改善プログラムを治療家自身が患者様の最大の糸を組んで治療方法を行なっていく。 -
股関節痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
①骨格矯正
・原因が骨格・筋肉系のものであれば再発防止、日常生活動作の改善を含め
治療を行う。
②骨盤はがし
・原因が筋肉系(特に臀筋が強い)であれば可動域の改善を主要目的として
治療を継続していく。
③筋膜ストレッチ
・筋肉、特に膝や腰にも負担がかかってしまっている状態であれば再発防止を
兼ねて治療を行う。
④筋回復
・痛みにより歩行が困難な状態になると背中が曲がり、腰を曲げる筋肉に負担
が大きく出てしまう。
⑤鍼灸
・臀筋や靱帯など人体のより深くの軟部組織により
痛みが発症している状態に適応。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
①骨格矯正
・身体のバランスが安定し痛みが発症しにくく日常生活動作の正常化。
可動域の正常化・筋力低下を防ぐ
②骨盤はがし
・臀筋(特に中臀筋)は股関節を大きく取り巻いているために
筋肉の緊張が取れれば痛みは和らぐ。
③筋膜ストレッチ
・股関節動作に必要な多様な筋肉を伸ばし二時的症状の予防・下肢の倦怠感が
取れる。
④筋回復
・背中の症状の緩和、また稼働する際の違和感・動きやすさを増す事ができる。
⑤鍼灸
・痛みの緩和、血流の安定化を図る。 -
軽減するための施術頻度は?
痛みが強い状態は、理想は可能なかぎり毎日ご来院頂き逐一症状変化を確認しながら治療を行なっていく。痛みが動作時や定期的な痛みになれば上状態を見ながら少なくとも週に1・2回の頻度は必要になる。動作時痛のみ(それも痛みの度合いが違和感程度)になればさらに頻度を落としながら再発しないご自宅でできるセルフケアの徹底を行う。