筋膜ストレッチ｜酒々井西口整骨院

筋膜とは筋肉を包んでいる膜のことです。
筋膜の機能として、筋肉が動いた時にしっかりと伸び縮みして筋肉が必要以上に伸びないように制限しています。また、筋膜は他の筋膜と連携して身体の恒常性を保っているのです。
では筋膜が緊張し上手く機能しなかったらどうなるのでしょうか。
筋肉が動こうと頑張るのですが、筋膜がその動きに対応できない為に筋肉の動きが必要以上に制限されてしまいます。
また、筋肉も筋膜も独立しているのではなく全身の筋肉と連携を取っているので、1つが緊張して縮こまってしまうと、その緊張が他の筋膜にも伝播してしまいます。そうすると筋肉の動きが全体的に硬くなってしまいます。

上記の通り筋膜が緊張して縮こまってしまった場合、そこに対してのアプローチが必要になります。
筋肉は細かくすると、筋原線維という細い糸の集まりです。その筋原線維が多数集まって1つの筋肉の房を作ります。また、その筋肉の束がなん十個と集まり、1つの筋肉を形成します。その形成された筋肉を包んでいるのが筋膜になります。
筋肉をしっかりと動かすためにはその筋肉を包んでいる筋膜がしっかりと柔軟性をもっていなければなりません。
その為、筋肉トレーニングでしっかりと筋肉を鍛えた後には、その周りにある筋膜の柔軟性をつけるために筋膜ストレッチが重要になってきます。
ですから筋肉トレーニングをする前後でストレッチを行う事が重要です。

では筋膜が緊張して縮こまった場合、身体にどのような事が起こるのでしょう。
まず筋膜が緊張し、硬くなってしまった場合、筋肉の伸縮がうまくできず動きが鈍くなってしまいます。その為に筋肉にも硬さが生じてしまい、筋肉の中を流れている血液に滞りが起こってしまいます。これが俗にいう「コリ」です。
また、血流だけではなくリンパ液の流れも悪くなってしまう為、不要になったリンパ液の回収が間に合わずにむくみとなります。
筋肉が硬くなると動かそうとしたときにその筋肉を損傷してしまう可能性があります。
その為に、急性腰部捻挫（ぎっくり腰）や肉離れ、捻挫などの怪我に繋がってしまう可能性が高くなります。
筋膜自体が悪さをしてしまうわけではないのですが、筋膜が緊張してしまったが故に、今まで正常だった部分に問題が生じてしまうので、しっかりとした対処が必要になります。

当院の施術メニューにある筋膜ストレッチは、1人ではなかなかストレッチ出来ない筋肉もスタッフと患者様2人ですることでしっかりとストレッチすることが出来ます。
例えばですが、ふくらはぎだけでも当院の筋膜ストレッチでは真ん中、外側、内側と3方向の筋肉を伸ばしていきます。真ん中の筋肉でしたらご自身でもしっかりと伸ばすことが可能ですが、ふくらはぎの外側と内側の筋肉はご自身でストレッチするには少々リスクが出てきます。なぜならば捻挫をしてしまう形と同じようになるので、ちょっとバランスを崩すだけで思わぬ怪我になってしまいます。
その点、当院の筋膜ストレッチではそのような怪我のリスクもなく、安心安全に伸ばして緊張をとっていくことが可能です。

筋膜ストレッチを受けた後のお声として
1回目からでも「終わった後はスッキリする」や「歩きやすくなった」などが挙げられます。
また、継続して施術を受けられた患者様からは
「足が疲れにくくなった」「最初の頃に比べて柔らかさが実感できる」という声が挙げられました。
このように1回からでも効果が実感できますし、筋膜ストレッチを定期的に受けていただくことで更に効果は高まり、楽な日常生活を送ることが出来ます。
また、筋膜の緊張が解かれることで筋肉に引っ張られていた骨格の歪みを抑える効果も期待できます。骨盤や膝の歪みは大体が筋肉の緊張に伴い強く引っ張ってしまう為におこります。X脚やO脚も同様な理由で引き起こされますので、気になる方は筋肉を緩めるだけでも歪みを抑えることが出来ます。

筋膜ストレッチは筋膜の緊張を取り除き、筋膜とともに硬くなってしまった筋肉も緩めます。筋肉がガチガチに硬くなってしまっている方は、間隔を開けずに来院していただきたいと思います。連続して施術を受けると逆にダメにならいかと不安な方・・・ご安心ください！ストレッチは筋肉トレーニングと違って鍛えているわけではないので、連続して受けても大丈夫です。
むしろストレッチは毎日やることでしっかりと効果が上がりますので、可能であれば毎日受けて下さい。
また、期間としては筋肉細胞の周期から90日～180日受けることによってしっかりと柔らかさを持たせることができます。