肩甲骨はがし
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肩甲骨はがしとは?
肩甲骨はがしは名前だけ聞くと怖いイメージがありますが、当院だけではなく他の整骨院や治療院で多く行われている施術の一つになります。
肩甲骨は上半身の中でも重要な骨になります。その理由として、肩甲骨自身は体幹部に間接的に繋がり、宙に浮き、筋肉によってその位置をキープ出来ています。また肩甲骨に付着している筋肉は首、肩、上肢、胸、背中、腰を経由して付着しています。
肩甲骨はがしは肩甲骨に付着している筋肉、筋膜を私たちの手ではがし、肩甲骨や肩の可動域を広げる効果があります。可動域が悪くなれば、肩こりや腰痛などの痛みの原因、猫背、身体・顔がたるんでくる、脂肪が付きやすくなったなど美容痩身に関わってきます。 -
肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
【原因】
肩甲骨周りが硬くなってしまう原因で多く挙げられるのが、デスクワークや在宅ワーク、長時間の会議、オンライン授業などにより長時間のデスクワークや同じ姿勢でスマホやパソコンで作業をしている事が主な要因です。
【リスク】
肩甲骨周りが硬くなってしまうとどうなってしまうのか皆様は分かりますか?
⒈肩や腕が挙げにくい
肩甲骨と上腕骨が一緒に動くことで肩関節の可動域が拡がります。肩甲骨周りの筋肉が硬ければ動かしにくさはありますし、無理に動かしてしまうと負担がかかり痛みを発症するきっかけになります。
⒉肩関節周囲炎(五十肩)
肩を動かさなくなると筋肉が衰える事や柔軟性がなくなってしまいます。衰えや柔軟性不足は筋肉を硬くする他、ちょっとした動作でも痛みを起こし可動域制限になり日常生活に支障をきたします。 -
肩甲骨はがしをするメリットとは?
⒈首、肩、背中、腰の筋緊張緩和
肩甲骨はがしを行うと、肩甲骨周りに付着している筋肉の緊張を緩和する事ができます。緊張が緩和すれば自ずと肩関節の可動域も拡がり、私生活、仕事の際に支障を出さずに作業することが出来ます。
⒉猫背、巻肩の改善
猫背や巻肩などの姿勢不良によってまず、背部の筋肉が引き伸ばされ常にピンっと張っている状態になります。また胸部の筋肉も無意識ではありますが、常に力を入れている状態になります。背部も胸部も緊張しているため、筋肉が硬くなってしまいます。さらにその姿勢で長期間(一週間、一ヶ月、一年)いれば姿勢不良になります。また、肋骨部を圧迫しているため、呼吸も浅くなります。
当院では、上記の状態を時間をかけずに改善に導くことが出来ます。
自分でできる肩甲骨はがし
ご自宅で出来る肩甲骨はがし(体操)を2つご紹介します。
一つ目です。
⒈ご自宅の壁に仙骨、肩甲骨、後頭部をピタッとつけます。
⒉両肩・腕を壁に沿わせて、肘を90度に曲げます。そして、ゆっくりと上に挙げていきます。
この時肩、腕が90度の位置になったら肘を伸ばし頭上まで伸ばします。
これは立ちながらでも出来ますし、テレビを見ながら、座って簡単に出来るのでオススメです。
二つ目です。
⒈背筋を真っ直ぐにして立ちます。
⒉肘を90度に曲げ、小さい前ならえをします。この時に肘を脇腹つけてください。
⒊手のひらを内側に向け開閉運動(往復ビンタ)を行います。10回3セット位を目安に。
ポイントとして開閉運動の際に肘がズレないようもう片方の手で押さえてあげて下さい。
強度を上げるのであれば、市販で売っているゴムバンドを活用しても構いません。
当院の肩甲骨はがしとは?
肩甲骨は上半身の中でも重要な骨になります。その理由として、肩甲骨自身は体幹部に間接的に繋がり、宙に浮いている状態で、筋肉によってその位置をキープ出来ています。また肩甲骨に付着している筋肉は首、肩、上肢、胸、背中、腰を経由して付着しています。
肩甲骨はがしを行うと、まず肩甲骨が動く感覚を掴むことが出来ます。肩甲骨が滑らかに動けば、関与している関節の可動域もとても拡がります。
さらに、猫背や巻肩といった姿勢不良の改善、五十肩などの痛みの予防に繋がっていきます。
また肩甲骨の周りには褐色細胞という代謝を上げて美容痩身効果、冷え性効果もございます。
状態を安定させるのであれば、週1〜3回×6ヶ月程行うのが理想的な施術期間になります。